6月4日(日)はペンテコステでした。ペンテコステとは何でしょう。植田哲昭牧師に聞きました。

「ペンテコステ」とは、新約聖書の言語であるギリシャ語で「50日目」を意味します。聖書にはイエス・キリストが十字架に架かってから50日目に、聖霊(神の霊)がキリストの弟子たちの上に降臨され、世界で初めてキリスト教会が誕生したことが記録されています。そこからこの日を「ペンテコステ」と言って、「クリスマス」(イエス・キリストの誕生記念日)や「イースター」(イエス・キリストの復活記念日)と共にお祝いするキリスト教三大祝祭日のひとつとなりました。

2000年前のペンテコステの日にエルサレム(イスラエルの首都)で誕生したキリスト教会は、瞬く間に当時のローマ世界に広がり、現在では24億人以上*もの人々が信仰する、世界で最も大きな宗教となりました。

*「東京基督教大学国際宣教センター日本宣教リサーチ」(2017年度版 p.4表1 世界の主要宗教信徒数:キリスト教徒2,412,635千人)による。