昨日は教会の誕生を記念し祝うペンテコステ礼拝でした。ペンテコステは、クリスマス、イースターと並ぶキリスト教の三大祝祭日のひとつです。
聖霊降臨の賛美歌、「御霊(みたま)よ降りて」「燃ゆる御霊よ」が歌われました。どちらも19世紀の賛美歌です。
礼拝の中では、「証し」のときがありました。
「証し」とは、自分がいただいた神様の恵みを他の人たちに伝えることです。クリスチャンになった経緯や、ささやかな日常の喜びも大きな恵みとして語られることがあります。
今日は、男性の信徒の方がお話してくださいました。二人の小学生のお父様です。
就職し、結婚を意識してお付き合いをしていた女性(今の奥様)がクリスチャンでした。同じ価値観を分かち合うためという軽い気持ちで一緒に教会に通うようになったそうです。
この方は、かつてご家族とご自身について、本当にひどい偏見の言葉で侮辱されたことがおありでした。その非常につらい経験と思いを植田牧師に相談しとき、植田牧師がとても悲しい顔で聴き入り、祈ってくれたそうです。
この方のお話は、たいへん切ない一方で、ご家族への深い愛、神様への信頼に満ちていました。
最後に、新約聖書のマタイの福音書6章の「空の鳥を見なさい」の箇所を朗読され、「大切な人が私を大切にしてくれる。私の隣にいつも味方がいる。見えないかもしれないが、いつもいる」と確信に満ちた言葉で証しを結ばれました。
クリスチャンは「イエス・キリストは十字架で私たちのために死に、3日目によみがえり、今も生きて私たちのために働いてくださっている」と信じています。
「証し」はそのことをあらためて思い知らせてくれます。
昨日は「花の日」でもありました。毎年6月第2日曜日にプロテスタントの教会で行われる行事です。
礼拝の中で、子どもたちの成長を願い、祝福を祈ります。教会学校の子どもたちは、近隣の施設やお世話になっているところにお花を届けます。
あお教会では、教会学校の先生が代表で近くの駐在所にカードとお花をお届けしています。
子どもたちも、日日草の花苗とお菓子をいただきました。好きな色の花を選ぶのが楽しそうでした。
礼拝後にはランチの販売がありました。ベトナム料理です。次のブログに続きます。