今日はあお教会で「播但地区秋期信徒研修会」」がありました。西日本福音ルーテル教会の播但地区の教会員を対象にした研修会です。

今回は講演を聴くのではなく、「他教会から学ぶ研修会」として、グループに分かれ、いくつかのテーマについて話し合いを行いました。

他の教会ではどんな活動を行っているのか、またどんな課題を抱え、どう解決しているのかを知るたいへん有意義な時間となりました。

各グループで特に関心が高かったテーマは「高齢者のための活動」でした。

高齢の方々のためにグループを立ち上げて活動をしているところもあれば、個人的に奉仕をしているところもあります。高齢者をサポートする奉仕者自身が高齢になっている教会もあります。

小さな集まりでは話が聞こえやすいように小型スピーカーを使っている、手すりをつけた、スリッパを廃止した、など、高齢に伴う困難への配慮についても報告がありました。いつでも立ち寄れる居場所作りを心がけている教会もありました。

他に「教会でやってみて良かった企画、珍しい企画」や福祉関連のテーマもありました。

教会活動に関しては、「誰かが(新しいことを)やってくれればいいのに・・」と単につぶやく姿勢ではなく、やろうと思う人が起こされるように祈ることも大事ではないかという意見が出ました。

研修会では5人の牧師さんがバンドを組んで、賛美歌(「主はぶどうの木」「威光・尊厳・栄誉」)の伴奏をしてくださいました。「おやじバンドです」と笑っておられましたが、素敵な演奏でした。

今回の学びを踏まえた各教会の活動が、内外で豊かな実を結びますように。