12月24日はクリスマス礼拝でした。アドベント(待降節)の赤いキャンドル4本すべてに灯りがつきました。

キャンドルの前にある水盤とタオルは洗礼式のために用意されたものです。あお教会では、全身を水につける浸礼ではなく、滴礼(頭に水滴をつける)で洗礼を行います。左の包みは受洗証と記念品です。この日洗礼を受けたのは小学5年生の女の子でした。小さい頃から教会学校に通い、聖書を学び、自分で洗礼を受けると決めたのです。その気持ちをこのお子さんは、とても率直に話してくれました。優しさと、まっすぐな信仰があふれるお話はとても感動的でした。ご両親とごきょうだい、おじいさまとおばあさま、そして礼拝出席者が見守る中、洗礼は厳かに行われました。

礼拝後は礼拝堂にテーブルを移して、クリスマス祝会です。今年のランチは和食でお赤飯と豚汁。教会学校の先生方が作られたカップケーキとクリスマスクッキーもあります。何人もの方が野菜をご自分の畑からもってきてくださったおかげで、豚汁は具だくさんで、たいへんおいしくなりました。食事の後は、教会学校の子どもたちの紙芝居、オカリナクラブ、飛び入り特別カルテット、素晴らしいクラシックギター、

男性コーラス、みんなでトーンチャイム、とプログラムが続きました。その場で結成されたカルテットの皆さんは「さやかに星はきらめき」を見事なハーモニーで歌ってくださいました。素敵なサプライズプレゼントでした。

クリスマス祝会では、信徒の一人が、自分の信仰の歩みや体験、思いなどを短く語る「証し」という時間もあります。今年は牧師夫人が語ってくださいました。常に他の人たちのためにさまざまな働きをなされている夫人の信仰の原点を伺う貴重な機会となりました。

最後は全員で「荒野の果てに」を歌い、植田牧師のお祈りで祝会は終わりました。心あたたまる会でした。クリスマス会のプログラムは、教会によってさまざまでしょうが、イエス・キリストの降誕を喜び、感謝するという点は同じです。イースターとクリスマスは本当に、どんなにお祝いしてもしたりないほど、大きな喜びの日なのです。(T記)