神戸ルーテル神学校の学生さんは、毎週日曜日、実習として、各地の教会で牧師から説教の準備の仕方や信徒とのかかわりなどについてさまざまなことを学びます。Nさんは、あお教会で2年間、たくさんのことに携われました。礼拝堂の掃除、子どもの集まり、中学生の聖書の学び、若い人たちの集まり、男性コーラスへの参加、礼拝での説教、他にもまだまだあります。誠実で穏やかなお人柄のNさんは、子どもからも大人からも慕われていました。今日は、そのNさんの送別会でした。

昼食はスープカレー。デザートはイチゴのババロアです。

食事の後、ユース会、教会学校、植田牧師から贈る言葉がありました。教会からのプレゼントは、Nさんの2年間の活動と教会員からの感謝と応援メッセージを収めたフォトブック。これはコンピューターの勉強をなさっている教会員が特別に作成してくださったものです。かけがえのない記念になるでしょう。他に、手作りクッキー、そしてNさんの説教を録音したCD。

その後、男性コーラス隊がNさんと一緒に賛美歌「安かれ我が心よ」を歌いました。歌が上手なNさんは男性コーラスにも多くの貢献をなさいました。コーラス隊のリーダーがトランペットで「蛍の光」(このメロディーは「目覚めよ、わがたま」という賛美歌にも使われています)を吹き、植田牧師のお祈りで送別会は終わりました。

Nさんは4月から四国の教会に伝道師として赴任されます。牧師になるまでに、まだまだいろいろな過程があります。Nさんのこれからの歩みに神様の豊かな祝福とお導きがありますように、心よりお祈りいたします。(T記)