今日は2ヵ月ぶりの生け花教室でした。暑さもやわらぎ、皆さん持参のお花もすっかり秋の草花です。ススキ、リンドウ、フジバカマ、ハギ、孔雀草、菊、コスモス、ワレモコウ、栗、他にもいろいろ。中にはワビサビ感たっぷりの枝葉も。
生け花の先生は、要所を指摘しつつ、自由に生けさせてくださいます。参加者全員、時間を忘れて楽しみました。お花を生けているときの集中力は、仕事や家事、所用に対する注意力とはまったく違う感じがします。とても豊かな時間と空間です。先生は「華道と茶道の素晴らしいところは、作法の上達などよりも、視野が広がる点にある」とおっしゃっていました。確かに、生け花を始めると、道端の草花、四季の移り変わりに以前よりも目を留めるようになります。「数えてみよ、主の恵み」という賛美歌がありますが、気づかなかったきれいなもの、尊いものが目に入ってくるのは、嬉しいびっくりです。写真はぜひクリックしてご覧ください。お花がきれいに見えます。 (T記)