賛美歌の伴奏をすることを教会では「奏楽」または「奏楽奉仕」と呼びます。奏楽者は賛美歌の他に礼拝が始まる前には前奏曲を、終了時には短い後奏曲を演奏します。あお教会ではピアノを使っています。結婚式などでは電子オルガンを使うこともあります。
当ホームページの「はじめての方へ」でもご紹介しましたが、あお教会では「新聖歌」という賛美歌集を用いています。この賛美歌集には16世紀の古典の曲から、1960年代に作られた曲まで、さまざまな賛美歌が収められています。全体的に歌いやすい曲が多いです。伴奏も高度なテクニックを要するものはありません。ピアノを少し習った経験があれば、弾ける曲がたくさんあると思います。
とは言え、奏楽は簡単ではありません。礼拝では通常5曲の賛美歌を歌います。賛美歌は神様に捧げる歌です。それぞれの歌詞を理解し、出過ぎず、控え過ぎず、安定したリズムで、皆さんが心から歌えるように伴奏するには、それなりの準備が必要です。でも奏楽者にはその準備もまた楽しみとなるのです。伴奏中に、メロディーや歌詞に慰めや励ましを感じることもあります。
あお教会には「新聖歌」の他にも賛美歌集がありますので、ご興味のある方は、お気軽にお立ち寄りください。(T記)