あお教会には音楽療法で用いられる楽器がいくつかあります。今年教会学校で購入したトーンチャイムもその一つです。英語ではハンドチャイムと呼ばれ、もともとハンドベルの練習用に作られたものだそうです。
音楽療法士さんに教えていただいた通り、リラックスして腕を前に出し、音をポーンと向こうに飛ばすように振ると、何とも言えない心地よい音がします。6人を「ファ、ラ、ド」と「ド、ミ、ソ」の2グループに分ければ、すぐにクリスマスの賛美歌「荒野の果てに」の伴奏ができます。クリスマスの祝会では教会学校の子どもたちが、この「荒野の果てに」と「お星が光る」を、マリア会(女性の会)はパッヘルベルの「カノン」を演奏します。カノンは、1人ひとり順番に鳴らしていくので、なかなかたいへんですが、礼拝堂の高い天井にゆったりと響くチャイムの音は特別美しいです。クリスマスまであと3回練習する予定です。(T記)