CSはChurch Schoolの略で、教会学校をさします。教会によっては日曜学校とも呼ばれています。

学校といっても独立した教育機関ではなく、教会で子どもに聖書の教えを伝える役割を担うのがCSです。

あお教会では、CSを幼稚科、小学科、ユース(中高生)会と大きく3つに分けています。ユース会は毎月最終週のみですが、幼稚科と小学科は毎週日曜日、大人の礼拝と同じ時間に開かれています。

幼児と小学生はCSの部屋で一緒に礼拝を行い、その後、学年別に分かれて当日の聖書箇所に関連するワークブックや工作などをします。現在は6名ほどの子どもたちが参加しています。出欠は自由です。ときどきお友だちを連れてくる子もいます。

CSカリキュラムは、いのちのことば社の「成長」という教案誌に沿って組まれています。この「成長」は同じ主題を5つのグレードに分け、たいへんわかりやすく取り上げています。

CSの教師はすべて奉仕者ですが、この教案誌のおかげで聖書の解説に偏りがなくなり、子どもの年齢に応じた教えが可能になっています。

毎週のCSの礼拝は6名の教師が2人ペアになり、交代で担当しています。ユース会がない週には、中高生の女の子が補助として入ってくれるときがあります。

CS教師会では、奉仕の分担と予定されている活動の確認の他、子どもへのかかわりで迷うことや改善点が話し合われます。昨日の教師会では、進級お祝い会やイースター、春のお楽しみ会(わくわくデー)などについての案が出されました。

高齢化と少子化が進み、教会を訪れる子どもの数も減っていると言われていますが、少人数であっても、CSの働きはかけがえのないものです。

CSで学んだ聖書のことば、歌った賛美歌、神様はあなたをずっと愛しているというメッセージ、先生方の優しさ、楽しい活動の思い出は、必ず心に根付き、大人になってからも思いがけない時に実を結ぶでしょう。

イエス・キリストが1つのパンを祝福して、何千にも増やされたように、小さな根を祝福し、伸ばしてくださいますように。

CSの先生方は子どもたち1人ひとりを心に留め、健やかな成長をお祈りしています。