今日は宗教改革記念日です。ハロウィーンも同じ日ですが、キリスト教とは関係ありません。
500年前の10月31日、神学博士であったマルティン・ルターが起こした宗教改革は、とてもここに書き尽くせないほど非常に意義深い大改革となりました。これを記念し、ルーテル教会をはじめ、多くの教会では、毎年10月31日に近い日曜日に宗教改革記念礼拝が行われます。
あお教会では29日の礼拝で、男性コーラスがルター作詞作曲の賛美歌「神はわがやぐら」を力強く歌いました。
歌詞は詩篇46に基づいています。
「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも」旧約聖書 詩篇46:1-2
この聖書の言葉と「神はわがやぐら」の賛美歌は、改革を広めていった人たちをどれほど励ましたことでしょう。さらに500年経った今も私たちに勇気を与えてくれます。
「神はわがやぐら」のメロディーは、後にバッハが素晴らしい編曲を行い、メンデルスゾーンも交響曲第5番「宗教改革」で用いています。
29日の礼拝では世界中の多くの教会でこの賛美歌が歌われたと思います。青谷福音ルーテル教会では、この日の夕方、神戸ルーテル神学校による宗教改革500周年祝祭礼拝が行われました。こちらについては後日ブログに綴ります。(T記)