6月11日の「花の日」には、教会の食堂で生け花教室の「華展」が開かれました。

先生も生徒もあお教会のメンバーです。

生け花教室は登録制ではなく、その日来たい人がお花を持って参加するという形で6年続いています。生け花の経験が豊かな人もいれば、日本に来て初めて剣山を見たという人もいます。

それぞれが好きなお花を好きな花器にいけ、途中で先生が指導してくださいます。

一般的な生け花教室よりも、はるかに自由な雰囲気だと思います。しかし先生のアドバイスは鋭く、ときには、まるごと生け直すように言われることもあります。

そのようにして確実にどの人も上達してきました。

生けた花は、これまでも並べて飾っていましたが、今回は「華展をしてみよう」ということになりました。

ネームプレートを添えると、いっきに「展示」感が出ました。

見てくださった方には、抹茶とお饅頭がふるまわれました。

先生がよく強調されるのは、お店で買う花とは違う野の草花や枝の美しさです。

生け花をしていると「野の花を見よ」という聖書のことばが染み入るように感じられます。

礼拝堂には先生が生けたお花が飾られました。

華展は「花の日」にふさわしく、また、生け花を習う私たち生徒にとって嬉しい励みになりました。

季節ごとに咲く美しい花を造ってくださり、惜しみなく与えてくださる神様に感謝いたします。