昨日は礼拝後、年会がありました。

プロテスタントの教会運営は牧師が行うのではなく、信徒(教会員)が中心となって行います。役員(執事)は選挙で任命されます。

役員は1年間の活動と予算案を出し、年会で他の信徒に是非を問います。

年会は、参加者が規定の人数に達していない場合、不成立になります。そうなると何もかも未承認となるため、教会の活動は一切ストップしてしまいます。教会と信徒にとって年会はそれほど重要な総会なのです。

昨年の年会は兵庫県にまん延防止措置が発令されたため、やむを得ず中止となりました。

そのため選挙は行われず、6名の役員はもう1年持ち越しとなりました。コロナ禍が始まってからは審議事項や連絡事項が多く、役員のお仕事はたいへんだったと思います。

今年は無事に年会が開かれました。ただし、感染防止のため時間制限を設け、出席者は事前に資料を読んでおくことになっていました。

活動方針、活動計画、予算案、新役員、すべて問題なく承認されました。

活動方針は「希望を抱いて進む群れ」です。

約束してくださった方は真実な方ですから、私たちは動揺しないでしっかりと希望を告白し続けようではありませんか。(新約聖書へブル人への手紙10章23節)

植田牧師は年会資料に次のように書いています。

「・・しかし、私たちには十字架に死んでよみがえられたイエス・キリストがおられますので、どのような状態になろうとも、決して希望を失うことはありません。それはこの希望がこの世のものではなく、主なる神さまから与えられる『まことの希望』だからです。主によって信仰と希望が強められるとき、乗り越えられないものは何一つありません」

この希望を多くの人たちと分かち合える年となりますように。

 

 

 

 

 

 

 

年会は、お祈りと賛美歌で始まります。その後、議長と書記の任命があり、点呼を行い、委任状も数え、年会の成立を確認します。