6月3日の午後、赤穂福音ルーテル教会主催「播但地区女性の集い」が開かれ、播但地区の10の教会から約60名が参加しました。

以下、あお教会からの参加者の報告です。

テーマは「信仰をもたない家族への配慮~異宗教の家族を含めて」、講師は長年「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の信徒の救出活動を担ってこられた尾島淳義氏と、あお教会の植田哲昭牧師でした。

尾島氏は「旧統一教会」をはじめ、「エホバの証人」などの代表的なカルト宗教の教えや歴史などをわかりやすく教えてくださいました。

植田牧師は「家族への伝道~統一教会信徒への救出活動を踏まえての提言」(コリント人への第Ⅰの手紙 9章19~22)と題し、家族との関係が良好なことが、伝道にとても大切であることをさまざまな経験に基づいてお話しくださいました。

ここで言う救出とは「教えの矛盾や間違いに気付かせ、自らの意思で脱会するように導くこと」です。

グループディスカッションでは次のような感想が出されました。

「子どもへの伝道は、もちろん直接に福音を伝えることも大切ですが、まず夫婦が仲良くあることが基礎としてとても大切であると教えられました」

「同じ目線になって寄り添い、心からの理解と共感が大切だとわかりました」

ご家族の状況もさまざまです。

ご主人から「教会に行くことには反対しないけれど自分自身は信仰をもつことはできない」と言われ、祈っておられる方。

クリスチャンホームで育ち、自分の子育ても両親に見習っている。ささやかなことにも神様の御業(みわざ)を感じ、ともに喜ぶ時間を大切にしているとお話しされた方。

また、身の回りにエホバから脱退された方や、エホバもキリスト教だと思ってエホバの証人のお話をきいた方がいるなど、実際の体験を話された方もおられました。

グループディスカッションの後には、能登半島地震災害義援金のための献金、賛美歌「歌いつつ歩まん」、お祈り、各教会の紹介が行われました。

集まった皆様の上に、またご家族の上に神様の豊かな祝福がありますように。

講師の尾島さん、植田先生、準備をしてくださった赤穂教会の皆様、ありがとうございました。