マリア会はあお教会の女性信徒の会です。毎月第1日曜日の礼拝後に集まります。出席は自由です。
今月から、聖書の中の女性について学ぶことになりました。係の方がわかりやすい資料を作ってくださいます。
今回(先週5月5日)は旧約聖書のエステルでした。資料を読み「王妃になったエステル」というYouTubeを見た後、自由に話し合いをしました。
選ばれてペルシア王妃となったエステルは傲慢な部下に滅ぼされそうになったユダヤ民族を救うことになります。「エステル記」には「神」という語がまったく出てきませんが、あちらこちらに神様の導きが表れています。
マリア会の話し合いでは、死を覚悟して当時の王宮の厳しい掟を破り、王にユダヤ人の救済を請願したエステルの勇気と信仰、とりなしの祈りがとりあげられました。
エステルを育てたモルデカイはエステルに向かってこう言います。「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない」(エステル記4章14節)
私たちにも、あのことは、この時のためだったのかもしれない、と思うときがあるのではないでしょうか、という感想には、どなたも頷いておられました。
他にはユダヤ民族の複雑な歴史についての質問も出ました。難問や神学的な事柄については、今後植田牧師に問いながら進めていきます。
聖書にはたくさんの女性が登場します。エステルのように大きな働きをなした人もいれば、イエス・キリストに癒された無名の人もいます。神様は彼女たちのエピソードを通して多くのことを教えてくださっています。
「聖書の中の女性」はとても興味深いテーマで、書籍が何冊も出版されています。一人で調べるのも楽しいものですが、他の方々と話し合うと自分とは違う視点にも気づくことができます。
次回のマリア会は6月2日です。関心がおありの方はどうぞご参加ください。セルフサービスでお茶を入れるゆったりとした会です。