あお教会では、毎週水曜日午前10時から祈祷会を開いています。聖書のメッセージを聞き、お祈りをする会です。
今週はフィンランドから再来日されたヨルマ・ピヒカラ先生がお話してくださいました。
ピヒカラ先生は1972年、宣教師として初めて来日され、その後、主に兵庫県(あお教会では2000年から2年間)、徳島県、広島県の教会で働いてこられました。神戸ルーテル聖書学院では授業も担当しておられました。2017年に退職され、フィンランドへ帰国後は国内の伝道活動に携わっておられます。
このたびの来日に向け、先生は次のように綴っておられました。
「お世話になった皆様に感謝の気持ちを伝えて、皆様の顔を見て、地上での別れのメッセージを伝えたい気持ちで一杯です。以前奉仕していた諸教会の皆さんに会うために参ります」
祈祷会で先生が取り上げられた箇所は、新約聖書テサロニケ第一の手紙4章13~18節です。
どの人にも、この世を去る日は来ます。しかしクリスチャンにはその後の希望があります。その希望を多くの方に知っていただきたいと思います。
ピヒカラ先生は今月いっぱい、ゆかりのある教会を訪問され、聖書学院で2回授業をなさるそうです。
「私は日本人を愛そうと日本に来ました。でも日本の方々が私を愛してくれました」と先生はしみじみ語っておられました。
先生だけではなく、ご家族も日本でたくさんの奉仕をなさいました。奥様のレアさんは、特に障害や困難がある方々に真摯に寄り添ってこられました。お子様方は今も各地で宣教とさまざまな奉仕活動を続けておられます。
私たちにはわからないたくさんのご苦労がおありだったと思います。しかしそれを上回る祝福がおありだったことが先生のお話から拝察されました。
長年にわたる先生ご夫妻のお働きに心からの敬意と感謝を申し上げます。
祈祷会の最後に、礼拝堂で記念写真を撮りました。
ピヒカラ先生と奥様、ご家族の上に神様のさらなる祝福をお祈りいたします。