あお教会には、障害のある人もない人も一緒に楽しく過ごす「アンダンテ」というグループがあります。音楽療法、お菓子作り、のんびりお茶タイム、そして時々外出もします。今日は篠山の「とっておきの音楽祭」に行ってきました。
風情あふれる篠山の町に全国からたくさんの音楽家や団体が集まります。開会式後、たんば田園交響ホール前で「復興ステージ」がありました。阪神淡路、東北、熊本、それぞれの震災で犠牲になられた方々を偲び、アメージンググレースが流れる中、黙とうの時間がもたれました。続いて出演者と聴衆が一緒に復興の歌を歌いました。みんなで思いを寄せ続けることは本当に大切ですね。復興のシンボル、はばタンも登場しました。ピンクのキャラクターは丹波竜の「ちーたん」です。
この音楽祭には、昨年あお教会のバリアフリーコンサートに参加してくださった「おやこあんさんぶるピノキオ」の皆さんも毎回出演なさっています。今日もとびきりの笑顔で合奏とダンスを披露されました。熊本代表で来られた、ピアニストの月足さおりさんの演奏も素晴らしかったです。
12の会場は、いずれも出入りが自由ですので、特定の音に過敏な方でも、好みの音楽を選んで聴くことができます。アンダンテのメンバーも、のびのびと楽しみました。とても素敵な音楽祭です。関係者の皆様に感謝です。会場でいただいた黒豆おこわやイノシシ汁もたいへんおいしかったです。
あお教会でもまた12月にバリアフリーコンサートを行います。今年も、音楽療法士の義積美由紀先生、「おやこあんさんぶるピノキオ」の皆さん、フルート・オカリナ奏者の吉田理絵さんが、出演してくださる予定です。教会ホームページであらためてご案内しますので、ぜひお越しください。(T記)