先週土曜日は、ノアくらぶの後、生け花教室がありました。

教会員である華道の先生が月に1度ボランティアで教えてくださっています。先生は、月謝は要らないと言ってくださったのですが、会費として交通費程度差し上げています。

花材は先生が選ぶのではなく、生徒が好きなものを持ってきます。「そのほうがおもしろい」と先生は言われます。

初心者には花材選びも難しいのですが、先生はそこを見越して、毎回補助の花材を用意してくださいます。

先日はご自宅のお庭から実のついた金柑の枝や杉を、またお店から小菊を買って持ってこられました。

会費はいつも花代になってしまっているようで、習っている側は恐縮するのですが、その割に、枝ものなどは最初から先生のものを当てにすることもあります。

今回参加のメンバーの作品です。

↑この方は前回の梅の枝を再利用。まだきれいに咲いています。


↑この方はいつも遠慮されて、ここに置かれます。電話とエアコンのパネルが・・・。


金柑がかわいらしいですね。杉も先生が持ってこられたものです。


枝の花は蝋梅(ろうばい)です。近くで見ると本当に蝋細工みたいです。


この方は礼拝堂のお花当番でした。あざやかな花と梅の枝、壺がよく合って素敵でした。

最後に先生がご自分で生けながら、いろいろ教えてくださいました。つがいの鳥が水辺で遊んでいるように見えます。

「梅の枝を生けるときには向きに注意するように。自然の枝はどうなっていると思う?」と先生は言われました。

今回の参加者は梅の木を見るたびに、枝の向きに目を留めると思います。

知っているようで知らないことだらけです。(T記)